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はちみつと上手につき合うために知っておきたいこと



医療機関で治療目的でも使われるマヌカハニー


前回の記事の中で、はちみつにはアンチエイジングから病気の予防まで様々な効果がある事をご紹介いたしました。数あるはちみつの種類の中で、医療機関などで治療目的でも使われているのがマヌカハニーです。


一般的に、マヌカハニーではUMF™10以上のグレードが治療に効果的であるといわれています。滅菌された医療グレードのマヌカハニーは主に軽度のやけどや傷に用いられていますが、湿疹や皮膚炎、咳や喉の痛み、胃腸疾患の予防にも効果があることが確認されています。また歯肉炎や歯周病予防、さらに癌の放射線治療や化学療法による食道の炎症を抑える効果があるという研究結果もあります。ただし、外傷や感染症の治療は、家庭にあるはちみつを応急処置に用いることはできません。医療機関を受診し、医師の指示に従うことが必要です。


はちみつの副作用について


はちみつの副作用としては、アレルギー反応や、取りすぎによる血糖値の上昇などが挙げられます。はちみつは大さじ1杯で約64カロリー、糖質は約17グラムと砂糖よりも低カロリーですが、高糖質であることには変わりなく、適度な摂取を心がけることが大切です。また、腸内環境が未熟な1歳未満の赤ちゃんには、ボツリヌス菌による乳児ボツリヌス症の危険があるためはちみつを与えてはいけません。



良いはちみつを選ぶ基準


はちみつは世界各地で生産されていますが、国産と外国産では品質基準が異なります。食品の国際規格(コーデックス規格)では、「はちみつ以外のものや食品添加物を含む食品成分は一切加えてはならない。混入した異物を取り除く場合を除いて花粉やはちみつ固有の成分を取り除いてはならない。はちみつの主要成分が変化したり性質が損なわれるほどの加熱や加工処理をしてはならない」などが定められています。


一方、国内では全国はちみつ公正取引協議会による品質基準が設けられていますが、加熱して脱色・脱臭された「精製はちみつ」や、人工甘味料(異性化糖)や水あめなどで甘みを足した「加糖はちみつ」なども「はちみつ類」と分類されており、混ぜ物を加えていない「純粋はちみつ」であっても、糖度を高めるため加熱濃縮されているものが含まれます。これらの製品でははちみつ本来の抗菌作用や栄養価が失われています。


はちみつを購入するときには、原料・原産地や製造者名がしっかり表示された天然のものを選ぶようにしましょう。

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